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去る6月20日、非公開で行われた第68回NHK杯全国放送コンテスト愛知県大会決勝の朗読部門で、
3年生の部長が「入選」を受賞しました。残念ながら、全国大会に出場することはかないませんでしたが、
2018年の第65回大会以来、2大会（第67回は中止）ぶりの受賞です。

予選、決勝ともに録音審査だったのですが、
スタジオの扉全開で換気をしながらの録音のため、
外からの雑音は聞こえる、マスクをしたまま原稿を読まなければならない、
選手にとって、かなり悪条件での録音作業でした。
他校さんも同じ条件ですし、コンテストに「たら」「れば」はありません。
しかしそれでも、例年通りの活動ができていればもしかして、と思わずにはいられません。

他の部活動同様、放送部も2020年度より、思うような活動ができませんでした。
活動時マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、発声の制限、グループ学習制限、文化祭を始め、様々な行事の中止、
緊急事態宣言が発令されるたび、より活動は困難となりました。

そのような状況でも、部長を中心に3年生達は、できることを一つ一つ、着実にこなしてくれました。
予餞会を成功に導き、新入生勧誘の動画を作成し、制限がある中で精一杯後輩の指導をし、愛知県大会決勝に出場してくれました。
おかげで、放送部の伝統を下級生に引きつくことができました。
その3年生も、今日、6月30日で引退します。改めてお礼を言います。ありがとうございました。お疲れ様でした。