東邦メソッド TOHO METHOD
ESD

「地球人」として考えるESD

豊かな緑、清らかな水、綺麗な空気に恵まれた奇跡の星、地球。私たち人類の使命は、この美しい地球を未来へと受け継いでいくことです。しかし現在、エネルギーや食料の問題、戦争や地球温暖化など、生命の営みや地球の存続すら脅かす様々な課題が山積しています。これらの課題を自らの問題として捉え、自分にできることを考え、世界中の人々と協力して立ち向かい、解決へと導くグローバルな人材を育成するための学びがESDです。本校では時代に先駆けて「平和教育」「国際交流」「環境教育」「防災」「地域連携」に取り組んできました。特に、海外3カ国にある姉妹校との交流は20年以上の歴史があり、世界の高校生と対等にコミュニケーションを図り、課題解決できるグローバルな人材を育成してきました。そして、今まで以上に世界と連携してESDを発展させるため、2014年4月「世界遺産を通して考える地球の未来」をテーマに、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)からユネスコスクールの認定を受けました。今後も、世界の人々とコミュニケーションを図れるよう、英語力やプレゼンテーション能力を養成するプログラム・設備をさらに充実させていきます。本校での学びを通して、生徒がひとりの「地球人」として何ができるのかを考え、積極的に行動し、美しい地球を守るために貢献してほしいと願っています。

※ESD:Education for Sustainble Development

主な教育プログラム

  • 海外英語研修
    夏休みを利用し、ニュージーランドの姉妹校生徒宅に3週間のホームステイをします。午前中は姉妹校の生徒たちとの交流を含めた英語研修、午後は学外での様々なアクティビティーを行います。英語の学習に加え、ニュージーランドの自然や文化に触れられるプログラムです。文理特進コースは2016年夏、オーストラリアのメルボルンに研修へ行きました。海外生活の経験が、将来の進路に大きく影響した卒業生もたくさんいます。
  • 海外姉妹校との連携
    本校が姉妹校提携をしているのは、南京外国語学校(中国 南京市)、シャーリーボーイズハイスクール・マリアンカレッジ(ニュージーランド クライストチャーチ市)、サレジアンカレッジ(オーストラリア メルボルン市郊外)の4校です。各校への短期、中長期での留学制度があり、留学先での単位で進級できる制度になっています。また、姉妹校全てが集まる「4カ国5校姉妹校交流会」を2年に一度開催しています。
  • ヨーロッパへの修学旅行
    美術科では修学旅行でヨーロッパ(フランス・パリ)を訪れ、「モナ・リザ」、「ミロのヴィーナス」などを展示する美の宝庫「ルーブル美術館」や、印象派の殿堂「オルセー美術館」など珠玉の美術館を巡ります。伝統ある美術学校で素描の授業を行います。ユネスコ本部にも訪問し、見学や講話を通して国際平和教育の理解を深めます。
  • 葵プロジェクト
    京都三大祭りの一つ葵祭で使われるフタバアオイは環境の変化などによりその数を減らしています。東邦高校が取り組む葵プロジェクトは、京都上賀茂神社から株分けしていただいたフタバアオイを育て、数を増やしてお戻しし、葵祭で使っていただく取り組みです。葵プロジェクトは、1000年以上の歴史を持つ葵祭を世界遺産として次の世代につないでいくための活動です。
  • ユネスコスクール加盟校
    本校は「世界遺産を通して考える地球の未来」をテーマにして、ユネスコよりユネスコスクールの加盟認定を受けました。世界遺産に関わる様々な問題を研究・議論することで、地球規模の課題を解決するための力を育みます。美しい地球を守り、次世代に繋げるために、世界の人々とどのように連携するべきなのか、自分たちに何ができるのかを考える取り組みです。
  • 慰霊の日
    1944年12月13日の名古屋空襲で、三菱重工業名古屋発動機製作所大幸工場へ勤労動員されていた、東邦商業学校(当時)の生徒18名と教師2名が犠牲となりました。本校は、空爆時の生々しい傷跡が残る工場のコンクリート壁をいただき、「平和の碑(いしぶみ)」と名付けて玄関前に設置しています。毎年12月に碑の前で献花式を行い、皆で平和について考えています。