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2010年10月20日発行 No.4(通算:第60号)
東邦高等学校通信<電子版>「平和が丘」

今号は、字数制限なしの「平和が丘」をお届けします。少し記事が長くなりますが、本校に興味関心をお持ちの方は、どうぞじっくりお読みください。

東邦の教育改革~その1
2011年、普通科普通コースが変わります。

東邦高等学校は、新校舎となった2007年度から、数々の教育改革を行なってきました。その中心に据えられてきたのは、基礎基本を重視した確かな学力の定着や学力の向上をねらいにしたものです。その改革は緒に就いたばかりですが、目に見える大きな変化もいくつか見られます。

特に朝の風景は、以前と比較して一変したと言っても過言ではありません。その要因は、全校一斉に取組む「朝読書(読書実践)」にあります。生徒たちの満足度は高く、落ち着いた雰囲気の中で1日をスタートさせています。

また、クラブ活動の盛んな本校ですが、学習との両立を図るために、クラブ活動の時間延長とあわせて下校時間を周知徹底し、厳守するようにしています。クラブ顧問会議やキャプテン会議で確認するだけでなく、日々の放送によって習慣化できるようメリハリのある学校生活の実現を目指しています。

さて、そのように様々な変革を重ねてきた本校ですが、2011年から普通科普通コースが変わります。
それは、2年進級時の類型選択を現在の2コースから3コースへ増やすというものです。普通科普通コースは、本校の中でもっとも大きな集団であり多様な生徒たちが在籍します。そのような生徒たち一人ひとりのニーズに、細やかに対応できることをねらいとした変革です。

それでは、その3コースを紹介しましょう。

【アクティブ・コース】(文系)週32単位

  • 文系進学コースです。自ら問題意識を持って何事にも積極的に取り組むことができる生徒を目指します。
  • 特に、クラブ活動と学習を両立させるために、授業時間を32単位とし、授業後のクラブ活動時間を確保しました。様々な進路希望に合わせ、バランスのよいカリキュラム構成と、3年次での教科内の選択や「科目間選択」などで、細やかな対応を図ります。
  • また幅広い教養を身につけ、生徒一人ひとりの適性や可能性を引き出せるよう「キャリア教育」や「職業教育」の充実を図ります。

【チャレンジ・コース】(文系)週34単位

  • 文系進学コースです。難関大学への進学など、高い進路目標が持てるよう、文系の履修科目を厚くしました。現在のA(文系)コースより2単位増の34単位のカリキュラム構成となります。
  • 授業時間増や補習はありますが、クラブ活動への参加は可能です。

【サイエンス・コース】(理系)週34単位

  • 理系進学コースです。難関大学への進学など、高い進路目標が持てるよう、理数系の履修科目を厚くしました。現在のB(理系)コースより2単位増の34単位のカリキュラム構成となります。
  • 授業時間増や補習はありますが、クラブ活動への参加は可能です。

少子高齢化に加え、一段と情報化やグローバル化が進む中、時代は急激な変化を迎えています。長引く経済不況も円高が追い打ちをかけ、高校生や大学生など若者の雇用環境が大変厳しくなっています。

このような時代にあって私たちに必要なことは、確かな判断力を養い、たくましく生き抜いていく力を身につけることです。特に本校で多数を占める普通コースの生徒にとって、自らの適性を知り、進路目標を明確にして努力を重ねることが大切であると考え、それをサポートするために類型選択の内容を変えました。従来の2コースから、より積極的に選択する充実の3コースへリニューアルです。

また、クラブ活動に積極的に取り組む生徒が多い普通コースは、新しい3コース体制になってもクラブ活動と学習との両立を目指します。生徒一人一人が日々の授業を大切にし、将来の自分自身の生き方をしっかりと考え、クラブ活動や学校行事を通して、人間的に成長する。そんな東邦高校にして行こうと考えています。

最後に、今回の普通コースの改革が、東邦のこれからの新しい教育づくりの柱として、前進するための第一歩となることを願っています。

夏休み中の中学生向け行事の報告~その1
見て聞いて体験した美術の世界~美術科夏期講習会~

今年も7月28日および29日に、美術科の夏期講習会が行われました。今年は参加者のバランスがよく、28日は71名、29日は63名、合計134名の参加で、熱心な講習となりました。まず、東邦高校および美術科の紹介があり、施設見学をした後、実技(デッサン)の講習。そして最後は講評会。美術科の紹介では、1年先輩の本校1年生2名によるプレゼンテーション(写真左)で盛り上がりました。校内の施設見学では、充実の美術教室を始め、本校の隅々まで見ていただきました。そしてデッサン(素描)の実技。昼食休憩をはさんで、150分で作品を仕上げました。その後講評会(写真右)で、1つ1つの作品を良い点、改善点などを指摘し、確認し合いました。

東邦高校美術科のデッサン指導の一部を凝縮して皆さんに体験していただきました。

夏休み中の中学生向け行事の報告~その2
大盛況、大好評だった一日体験セミナー

8月4日、5日に行われた「普通科・商業科一日体験セミナー」では、2日間4つの日程で16講座が行われました。各講座が定員一杯となり、合計566名の参加で、当日は多くの中学生で活気に満ちたものになりました。受講態度も良く積極的に授業に参加し、高校の授業を楽しんでくれました。

参加状況のお知らせと調整は、本校のWebページで行い、毎日更新。お陰様で次第に本ページも認知されるようになり、調整に手間取ることは少なくなりました。講座内容に納得の上参加されるので、上記のような積極的な姿勢があったのだと思います。参加された生徒さん、担当された進路の先生・担任の先生、ご家族の方も含めて、ありがとうございました。

最後に、アンケートに書かれた参加者の声を一部紹介します。(セミナーで得たもの、東邦の印象の問い)

  • 「今時の若者は…」という言葉がエジプトの遺跡に書かれているのにとても驚いたし、興味深くて面白かった。
  • 初めて体験セミナーを受けたが、思っていたより分かりやすい説明だったので、とても良かったです。
  • 数学って不思議ですね!苦手なんですが良かったです。
  • 身近な液体にカプセルを入れて、アルカリ性か中性か、強弱の違いも分かり、とても楽しかったです。
  • 先輩方が親切に接して下さり、適度に指示して下さったことからとても良い印象を受けた。
  • 東邦高校の楽しさと、パソコンの面白さです。本当に良い学校です。名刺も作れたので良かったです。

夏休みは過ぎましたが、その3です。
部活動見学会は、熱心な眼差しが・・・

9月に入って最初の土曜日、4日には部活動見学会を行いました。2学期に入ってすぐの御休みの日、なかなか忙しくて都合のつかなかった人も多かったようで、残念でした。残暑が厳しく大変暑い中でも、139名の参加がありました。参加者は、さすがに熱心な人が多く、本命のクラブはしっかり見学。質問もしたり、先輩から声をかけられたりと、より本校への進学意欲を増した人も多かったようです。本命だけでなくそれ以外の部活も見学して、本校の多彩なクラブ活動に感心していました。

活躍する部活動紹介~今年久しぶりに全国大会へ
やる気と練習量で、全国大会へ出場! ~アーチェリー部活動報告~

アーチェリーは、高校から始めても、本人のやる気と練習量次第では、全国レベルの大会に出場できるスポーツの一つです。事実、部員は高校に入学してからアーチェリーを始めたものばかりですし、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場した者もいます。

本年度のインターハイは沖縄。アーチェリー競技は8月1日から4日まで、宜野湾海浜公園多目的広場で開催されました。本校2年生の得永美月(高針台中出身)が女子個人の部で愛知県代表として出場しました。

試合会場が海のすぐ近くのため、海風の影響が懸念されましたが、全くの杞憂でした。8月2日の予選(70m72射競技)では、206名中20位と好成績を収め、3日の決勝に進みました。決勝はトーナメント方式で、70m12射競技です。1回戦は22点差をつけて快勝しましたが、2回戦では9点差で惜敗し、全国順位は30位でした。

得永はさらに9月17日から19日にかけて行われた第7回つま恋カップ(静岡県掛川市)にも出場しました。全国大会に準ずる選抜選手のみが参加できるこの大会で、6位入賞という好成績を収めました。さらに11月の大会成績如何で、来年3月の全国選抜大会に出場することになります。高体連(全国高等学校体育連盟)のアーチェリー専門部強化指定選手にも選ばれています。(全国で男女各6名)

こうした彼女の活躍に刺激を受け、他の部員も力を発揮し始めています。

8月21日の市民スポーツ祭では、1年生男子の部で野々垣が優勝、水野は準優勝。同じく1年生女子の部では、三輪が準優勝でした。また、8月29日、30日の愛知県ジュニアアーチェリー大会1年生の部で3名(水野皓、高橋、水野志)が入賞しました。2年生の部では4名(早川、上田、森、得永)が好成績を収め、9月23日の県大会に出場します。また、他の部員も10月10日に始まる県予選に向けて、練習に余念がありません。

アーチェリーは個人競技であり、試合の勝敗は点数で決まります。最終的には自分の能力しか頼るものはありません。しかし、「紳士・淑女のスポーツ」といわれるように、マナーや他人への配慮を重視するスポーツでもあります。また団体戦もありチームとして協力し、支え合う姿勢が必要です。先輩や他の選手から謙虚に学ぶ姿勢も大切です。アーチェリー競技を通じて人間的に大きく成長していく部員の姿を頼もしく感じています。

国際交流報告
ニュージーランドから20名が来校 ~ホームステイで生徒の家へ~

日本旅行団とホスト役の生徒がハイ・ポーズ

9月28日から10月7日にかけて、ニュージーランドからのお客様20名が、日本研修旅行団として訪れました。姉妹校のシャーリーボーイズから男子11人、マリアンカレッジから女子7名、先生が2名の合計20名で、生徒は本校生の家庭にホームステイをし、楽しいひと時を過ごしました。

1日目(29日)の開会式から始まり、1年生の体育の授業に入り交流。書道の体験、校長先生との懇談、美術の授業への参加、そして1L,1M,2Lとの交流会。2日目(30日)は、2年美術科で素描のモデル、近くの幼稚園での交流、和服の着付け体験。3日目は(1日)名古屋市内の観光。4日目・5日目(2日、3日)は家庭での時間。その後広島へ移動し見学、2泊した後、名古屋に戻り、本校でお別れ会を行いました。

それぞれ、密度の濃い内容で、生徒も満足。旅行団だけでなく、ホストや交流をしたクラスの東邦生も「すごく楽しかった」と口々に感想を述べていました。

秋の中学生向け行事のご案内 ~秋は東邦高等学校を知る機会がいっぱい

行事名 開催日 備考
学校説明会 10月30日(土)、11月13日(土)、
11月27日(土)、12月4日(土)
計4回
いずれも午前10時開始(受付9時30分より)~12時頃まで、予約・上履き不要
美術科説明会 10月30日(土) 午後1時~ 予約・上履き不要
中学生英語スピーチコンテスト 11月3日(祝)
午前9時~12時30分頃
要参加申込
グラフィックデザインコース講習会&説明会 11月13日(土) 午前10時~ 要参加申込
未来の芸術家たち展(美術科・グラフィックデザインコース卒業制作展) 11月23日(祝)~11月28日(日) 愛知県美術館 H,Iギャラリーにて
入館無料