南京は猛吹雪だった 2年学年主任 加藤元雄
新型インフルエンザで1週間遅れた2学期の中間考査が終ってまもなく、総勢560名余で中国
を訪れ、無事全員が帰着した。出発前には国内でインフルエンザが流行しており、出発の危惧
や、旅行中での感染の心配もあり、今年は気苦労の多い旅行であった。
4グループに分け、それぞれ4泊5日の日程で、
上海から南京までの旅であった。この間、中国
本土は異常に寒く、11月半ばに雪が降るという
50年に一度という体験をすることになった。
晴れの日は1日だけで、雨と雪ばかりの旅行
だったが、生徒達は1年後に万博を迎える中国
に、強烈な刺激を受けることになった。
に、蘇州は古都の風情を残しながらも大工業都
市に、南京は高速道路が張り巡らされた近代都
市に、それぞれが、毎年、着実に大きく変化し
ている。中国に対する生徒のイメージは、出発
する前の「昭和の日本」から、旅行中の「普通
の日本」へ、そして帰国直前には「近未来の日
本」へと変化して行った。食べ物も「好吃(お
いしい)」で、風景も「很美(美しい)」だった。姉妹校である南京外国語学校での交流会で
は、交流会の2次会まで行われるほど盛んに触れあいが続いた。それだけで終わらず、レスト
ランや見学地で、そこで出会った中国の人にもその他の国の人にも、生徒達は、個人的に「你
好(こんにちは)」交流をしていた。 9.11後の世界は大きく変動しており、世界の経済に影
響を及ぼしている中国を見ることは、生徒にも教員にも、大きな意味があった。